のにろぐ

アラサーで看護師で腐女子で阪神ファンで新婚で妊活中とかいう情報過多な日々

胃カメラ受けました

 

退職関連のストレスか、はたまた結婚に引越しといった

大幅な生活環境の変化によるストレスか。

ここ一ヶ月弱、ずーっと胃が痛い。とにかく胃が痛い。

シクシクと静かに痛いこともあればキリキリと身動きできないほどに痛いこともある。

そしてなぜか左下腹部もチクチクと痛む。

妊娠か!?と少し浮かれたこともあったが、まぁ察して頂きたい。

 

ということで病院が大嫌いな私ですが、旦那さんにも勧められ受診。

胃カメラ大腸内視鏡検査を勧められ、受けてみることに。

ただ、同日検査となると鎮静剤の使用が難しいと言われました。

というのも、胃カメラから大腸内視鏡検査に移行する際に体位変換

する必要があるらしく、同日の場合は意識下になるとのこと。

もちろん私はびびり…というか痛みにはそれなりに強いという自負があるが

咽頭反射?嘔吐反射?がとにかくすごいのです。

胃カメラを意識下でするということは私にとって拷問他ならない…!

ということで、別日に受けることとなりました。

 

胃カメラ当日。本当に鎮静剤は効くのだろうか?

私が看護師として働いていた頃、時折鎮静剤がほとんど効かない患者様がいました。

ましてや鎮静剤はあくまで鎮静する薬剤。全身麻酔ではないので

意識が完全に消失するわけではない。不安しかない。

看護師だということがばれれば、様々な説明が端折られるのではないかと怯え

私は受診の際自分の職業は一切明かしていません。

なのでとにかく何でも言いたいこと全部医師にも看護師にも訴えました。

「大丈夫、ほとんどの人が胃カメラ中のことを覚えていませんよ」

私自身が過去に患者様に繰り返したセリフをそっくりそのままいただいた。

 

まずはじめに胃泡を消すための飲み薬を渡され…多分ガスコンだな。

一気飲みしたら、黒鉛を食べたような味がして結構まずかったです。

そのあと、喉に麻酔をするから、三分間飲み込まず喉の奥に留めてくれと

恐らくキシロカインと思われる麻酔をシリンジで流し込まれました。

形容しがたい不味さ。最初は三分とか余裕、って感じだったけど

徐々に喉の奥が痺れ始めて、三分経過する頃にはその喉の奥に溜まった

麻酔薬を飲み込むことが怖くなるほど、喉の感覚が無くなっていた。

歯医者で歯茎に麻酔をしたときに、唇が腫れあがったような感じがするあの感覚。

あの感覚が喉にある感じで、息ができないほとに腫れ上がっている感じがしました。

アレルギー!?これはアレルギーなの!!??とかなり焦る私。

呂律の回らない声で必死に「いきがくるしいです!!」と言ったら

看護師さんがにっこり笑って「麻酔が効いてる証拠なので大丈夫ですよ。

ゆっくり大きく息をしてみてください」と言われ、言われた通りにしてみると

普通に呼吸ができました。一瞬死ぬかと思った。

そのあと先生が来て、口の中にキシロカインスプレー(多分)を追加塗布。

看護師さんにマウスピースをはめられ…いよいよ本気でてんぱる私。

「まだ!!眠くないです!!!」渾身の叫び。

「まだ、薬使ってないよ、今からだよ」なんだ驚かせやがって…!

ミタゾラム(鎮静剤)いれまーすっていう看護師さんの声。

入りましたよ~と言われたものの

 

全然眠くならない!!!!!!怖い!!!!眠くならない怖い!!!!

……頭がぐるぐるしてきたけど、全然まだ起きてる、怖い……怖…

 

「終わりましたよ~!」

 

はっ( ゚Д゚)!!!!!!

 

寝てた…私、寝てた…!

おえーって遠くの方でなるのかなって思ってたのですが

おえーのおの字も無いまま胃カメラ終わった!!!

私が寝たことをいいことに胃カメラしたことにしたんじゃないかってくらい

何も覚えてない…!すごい!!すごいよミタゾラム!!!

 

ってなわけで、私の人生初の胃カメラが無事に終わりました。

びびりまくってたけど、してよかった~

結果としては、胃はキレイで特に異常なし。ここ一ヶ月の痛みは

恐らく機能性ディスペプシアではないかとのことでした。

ラベプラゾール他もろもろのんで経過観察ということになりましたとさ。