のにろぐ

アラサーで看護師で腐女子で阪神ファンで新婚で妊活中とかいう情報過多な日々

行きはよいよい帰りはこわい

何の話って、看護師の就職事情の話です。

人気のある大病院とか東京都内の病院とかの事情はわかりませんが

少なくとも私の周囲はみんなそんな感じです。

就職するのは看護師免許さえあればものすごく簡単で

退職するのは看護師免許を持っているがためにものすごく大変です。

 

一応法律上は二週間前に申し出れば退職は可能なはずです。

それでもまぁ、引継ぎだったり、人員補充だったりの事情を一切無視して

退職するというのはさすがに私の良心が痛んだので

今から約4か月前の6月に退職を打診しました。

退職希望時期は12月末です。6月から考えると半年前です。

自分でいうのもなんですが、結構良心的な方だと思います。

直属の上司、私は中央手術室勤務なので、手術室看護師長に伝えました。

一筋縄ではいかないだろうとは思っていましたが、案の定でした。

 

「これから産休や育休に入るスタッフも多い。女性の多い職場で働いている

ということを自覚していたら、急に辞めたいと言われても許可が出ないことくらい

想像できるよね?」

「うちの病院では退職は年度末にしか受け付けていない。

みんなそれで納得している。

結婚したというのはわかるけど、結婚している人はこの職場にたくさんいる。

それでもみんな結婚しても頑張って続けてくれている」

「そんな突然辞めると言われて、はいそうですかとは言えない。あなたは

組織で働いている自覚がない」

「今は本当に人手不足。あなたもそれはわかっているはず。」

 

エトセトラエトセトラ……。

 

あまりの引き止めにものすごくネガティブな気持ちになりました。

半年前に退職を申し出て、人手不足を盾に退職を拒否されるのは

どうしても納得いかないのだけど私がおかしいのでしょうか?

今日言って明日やめます、ならできた穴は私のせいなのかもしれませんが

半年前に言って半年後まで私の分の人員が補填されていないのは

間違いなく上層部の責任だと思うのです。管理職の管理不足としか思えない。

それから「みんな我慢している」というニュアンスでじわじわ責められる怖さ。

確かに人手が足りず、常に多くのスタッフが残業、サービス残業をしながら

自転車操業よろしくの中で働く毎日ですが、それを上司が言葉にするのは

なんだか…自分の管理職としての無力さを…これ以上はやめます。

 

ひとまず、また進展次第記録することにします。

恐らく10月中旬に看護部長との直接面談がある予感です。